こんにちは。
YOSHIAKIです。
今回行ったのは佐賀県唐津市にある「山瀬の里キャンプ場」です。
福岡市天神から山瀬の里キャンプ場まで、一般道での距離だと約71km。有料道路を使用せずに走ると、約2時間半といったところでした。
どんなキャンプ場かというと
- 日本の四季の美しさを味わい尽くせるキャンプ場
- 手作りの五右衛門風呂やサウナがある
- 川床に造られたBBQスペースからの眺めが最高!
といった感じです。
それでは山瀬の里キャンプ場の詳細を解説していきます。
この記事は2022年10月時点での情報です。
最新の情報については、直接キャンプ場にお問合せください。
キャンプ場の基本情報
所在地
佐賀県唐津市浜玉町山瀬
福岡方面から来る方へ
福岡方面から来る場合、必ず上の迂回ルートから山瀬の里キャンプ場に来てください。
Google mapでルートを選択した際、下のように最短ルートが表示されますが、このルートで来た場合、途中で道が通行止めになっています。
行き止まりになった際、山道を走るルートが選ばれるため、道は狭く、落ち葉や枝が積もってて、結構走りにくいです。
分かれ道には「山瀬の里こっち→」と書いてある小さな看板が立ててありますが、気づかずに違う道に進む人もいるらしい。
こちらが僕が実際にバイクで走ったルートです。途中でネットが途絶えてしまい記録されていませんが、遠回りして進むことになります。
営業期間・休業日
- 通年営業
- なし
料金
区分 | 種別 | 料金 | 備考 |
入場料 |
大人 | 500 | 小学生以上 |
子供 | 300 | 3~6歳 | |
テント | 1張 | 2,000 | |
ニジマス | ー | 600 | |
貸し竿 | ー | 200 | |
五右衛門風呂 |
大人 | 500 | 小学生以上 |
子供 | 300 | 3~6歳 | |
サウナ | ー | 800 | |
BBQ | ー | 1,100 |
予約方法・予約開始日
- WEB
山瀬の里キャンプ場に予約をするには、公式サイトのメールフォームから必要な情報を記入の上、予約をされてください。
- 特に決まってない
いまはあまり知られてないため、比較的予約が取れやすい。
私も「あ、今週末に行けるかな?」と思い立って連絡してみたところ、すんなり予約が取れてしまいました。徐々に知られてきているので、これからは予約が取りづらいキャンプ場になると思います。
キャンセル料金
- なし
チェックイン・チェックアウト
- チェックイン:12:00〜
- チェックアウト:〜翌11:00
キャンプ場の詳細情報
場内マップ
レンタル品
- 未確認
ごみ回収
- 持ち帰りのみ
ペット同伴
- リードを付ければ可
福岡県の条例で犬を連れ歩く際は、リードが必要となります。また犬などの動物の鳴き声がすると、他の方の迷惑になる可能性があります。十分に注意しましょう。
焚き火
- 焚き火台のみ可
直火はNGです。必ず焚火台と焚き火シートを利用してください。
一部の残念なキャンパーが直火でやっていた上に、燃え残った炭や灰をそのまま放置して帰っていました。せっかくの景色もマナーの悪いキャンパーがやった行いのせいで、残念な気分になります。
薪
- ナラ(広葉樹):600円
- 桧(針葉樹):400円
- 杉(針葉樹):300円
受付で薪の購入ができます。
針葉樹と広葉樹の両方を購入しても1,000円で済むという、かなりリーズナブルな価格設定で、焚き火が好きな方にとっても嬉しいのではないでしょうか。
花火
- 未確認
電波・Wifi
- docomo系:不通
- au系:若干弱め
- softbank系:不通
au系の通信会社(au , UQ mobile)以外では、電波がつながりません。
auの基地局は近くにあるらしく、電波は通ってました。ただネット検索をさせてもらったことろ、ページが表示するまでの時間は、少し重たいと感じはしました。(UQ mobileで検証)
もしネットに繋げなくてはいけない用事があるとしたら、1kmちょっとの距離にある伊岐佐ダムまで山を下ると、softbank系のLINEMOでもネットに繋がりました。
- なし
キャンプ場内のWi-Fiについては、キャンパーからの要望もあるらしく、検討しているとのこと。ただ山奥になるためネットを開通するのが難しいと通信会社から言われているみたいです。
施設と設備
受付
駐車場
①Aサイト近くの駐車場
Aサイトの近くにある駐車場。2台ほど停めれます。
炊事棟
山瀬の里では炊事棟はありませんでした。
東屋
キャンプ場の中央に位置する場所に東屋があります。
こちらには囲炉裏が作られており、購入したイモを焼いて食べさせてくれたりしてくれます。雰囲気が良いし囲炉裏を囲んで、小林さんと会話をするのがとても楽しいです。
焚き火をした後の灰は、こちらの囲炉裏に捨てるみたいです。
トイレ
①中央にあるトイレ
男女兼用のトイレ。簡易水洗トレイで容器が一杯になってしまい停止中。
②管理棟の近くにあるトイレ
管理棟の近くにある男女兼用のトイレ。
外に小便器があります。なかなかの年代を感じます。
簡易水洗トイレが設置されてます。トイレの壁には木があしらわれており、清潔感があり居心地がいいです。
キャンプ場内のトイレは汲み取り式のため、流す際は2回までとなってます。
週末はキャンプ利用者が多いため、中央のトイレのタンクが一杯になったこともあり、利用停止になってました。
五右衛門風呂
五右衛門風呂は2つあり、こちらは景色が見えるほう。人が頻繁に通る場所ではないので、見られることは少ないと思う。景色を見ながらの五右衛門風呂はオツですね。
サウナ
こちらはサウナ。
サウナ入り口の扉は小ぶりで可愛らしい。中を撮影しようとしたのですが、電気がついてなく、真っ暗だったのが残念。ぱっと見で3〜4人くらいが入れるサイズでした。
水風呂
サウナから5秒の距離にある水風呂とくつろぎスペース。
リクライニングチェアの後ろに水風呂の浴槽があります。
水風呂に入った後はこちらで、景色を見ながらリラックス。
「水風呂ではなく、川で整えたい!」って方の要望に応えるかのように、川に降りれる階段があります。
BBQスペース
山瀬の里ではBBQのみの利用も可能です。食材は全て持ち込みのみとなりますが、川のほとりに建てられたBBQスペースがオシャレなんです。
10人ほどが囲める無垢一枚板のテーブルに、
川をずっと眺めていたくなるようなカウンター席。
こちらも紅葉が植えられていて、京都の高雄(有名な紅葉スポット)に来たかのような風景と、川床席から見える景色は最高だと思います。
ツリーテラス
管理棟の目の前にある階段を登ると、そこにはツリーテラスが作られてました。
こちらでコーヒーを頂いたのですが、木々で日差しが遮られた、木漏れ日がめちゃめちゃ気持ちがいい。
枝が伸びているので、もっと景色が見えるように枝を切る予定らしいです。
AC電源
- なし
各サイトにはAC電源はありません。電源が必要な方はモバイルバッテリー等を準備しておきましょう。
自販機
- なし
キャンプ場内・周辺に自販機はありません。
テントサイトの詳細
テントサイト
キャンプ場の端にあるHサイト。
ソロテント〜中サイズのファミリーテントが2張くらい立てれるくらいです。山瀬の里キャンプ場の中では一番、野営っぽさを楽しめるサイトになってます。
Hkサイトに荷物を運ぶ際、道が凸凹しているためカーゴは使えません。そのため川の反対側に車をとめて、荷運び用のロープウェイを使って運びます。
こちらのロープウェイもオーナーの小林さんが作られたそうです。
オートサイト
「2グループに分けてもいいのでは?」と思うくらい広めのサイト。
ソロテントだと4〜5張りはいけます。奥のスペースにファミリーテント2張をたてて、手前に自動車を停めるといった贅沢な使い方もあり。
中央に立っている1本の樹を中心に、ぐるっと周囲にテントを立てるサイト。
こちらも2組で使ってもいいのでは?と思えるくらい広々としています。車2台+ファミリーテント2張でちょうどいいサイズ感です。
Fサイトと隣り合わせのサイト。広さは普通くらい。
Eサイトと同等のサイズ。
他のサイトとは違い、Fサイトには手作りのブランコがあります。
EサイトとFサイトの中央には、東屋に囲炉裏が作られてます。他のキャンパーと一緒に、火を囲んで会話を楽しむのもいいかもしれません。
川沿いのサイト。再利用者の方で、よく指定されるくらい人気のあるサイトらしいです。
このサイトの魅力は、なんといっても川が近くにあること。暖かい季節であれば、サイトのすぐそばで川遊びができます。
A・Hサイトと同じく、他のサイトと離れているので、プライベート感を味わえます。
また周囲は紅葉が植えられていて、10月下旬〜11月中旬までの短い期間ではありますが、紅葉の色鮮やかなコントラストを堪能できるはずです。
周辺施設
スーパー
- 名称:エレナ相知店
- 住所:〒849-3201 佐賀県唐津市相知町相知1959−13
- 営業時間:9:00~21:00
コンビニ
- 名称:セブン-イレブン 唐津相知山崎店
- 住所:〒849-3224 佐賀県唐津市相知町山崎 字山崎3243-1
まとめ
- 「誰にも教えたくないキャンプ場2022」があるなら、圧倒的No.1
- 春夏秋冬で変化する日本の古き良き景色を堪能できる
3939Campを運営し始めてから行ったキャンプ場は、40箇所を数えるほどですが、これまで行ったキャンプ場の中でもトップレベル。
そして、もし「誰にも教えたくないキャンプ場ランキング」を作るとしたら、間違いなくNo1です。その理由は、圧倒的な「日本らしさ」ではないでしょうか。
西洋の文化であるキャンプを体現したキャンプ場はたくさんある中、日本の土地、日本の景色、日本の良さが詰まってるかのようなキャンプ場は少ないと思います。
それを個人が少しずつ改良をし、作り上げたキャンプ場は感動します。
「教えたくない!」という気持ちもありますが、日本人が忘れかけた日本の景色。これを残して欲しいという気持ちも込めて、ブログに書き残したいと思いました。